タイトリストから2018年後半に新たに発売のTSドライバーについて、TS1、TS2、TS3、TS4の全モデルが出そろいましたので、特徴を比較してまとめます。
目次
TSドライバーは全部で4種類!
タイトリストのTSモデルは、2018年後期に新たに誕生したシリーズです。これまでのツアープロに合わせていた915、917といったシリーズとは全く異なり、スピードをテーマとしてゼロから作り上げたモデルです。
リリース当初はTS2ドライバー、TS3ドライバーの2種類で、917D2、917D3といったヘッド特性を表す添え字が継承され、主軸の2、3系がリリースされました。
これで終わりと思いきや、2019年に入り、ツアープロ向けのカスタムでTS4ドライバー、やさしさ重視のTS1ドライバーが追加されています。
TS1、TS2、TS3、TS4の概要を整理
それぞれのモデルについて、メーカーの説明を見てみましょう。
TS1ドライバー
EFFORTLESS. DISTANCE.
そのフルスピードは、想像を超える!パワフル・ビッグドライブ。
TS2ドライバー
STRAIGHT. SPEED.
その直進弾道スピードは、想像を超える!ストレート・ビッグドライブ。
TS3ドライバー
SPECIALIZED. SPEED.
そのマルチ弾道スピードは、想像を超える!カスタマイズ・ビッグドライブ。
TS4ドライバー
LOW SPIN. HIGH SPEED.
さらにロースピンでハイスピードな弾道をもたらします。
各モデル、冒頭での説明はこのようになっていまして、英語表記の部分がモデルの特徴・差異を良く表しています。
TS1は簡単、TS2は真っすぐ飛ぶ、TS3は調整機能が充実、TS4は低スピンモデル。差し詰めこのような感じになります。
TS1ドライバー
TS1ドライバーは、軽量化に拘ったモデルで、最も軽いシャフトを選択すると268gとなります。
これはゼクシオやPHYZと同じぐらいの軽さになります。つまり、ヘッドスピ―ドが遅い人でもタイトリストのドライバーを扱えるようになりました。
- クラブ重量は268~275gでとても軽い
- 弾道は高く、スピン量は普通。
- 吹け上がる人は少ないロフトの方が良い。
TS2ドライバー
TS2ドライバーは、ドロー・フェードの重心調整機能がなく、オートマチックに働いてくれます。弾道は低スピンの高弾道で、従来の917D2や915D2よりやさしくなっていると言われています。
ミスへの強さもあり、直進性が高く、弾道を操作しない中級者におすすめのモデルです。
- 直進性が高く、スピンも抑えられている。
- 重心調整機能は無い。
TS3ドライバー
TS3ドライバーは、ソール後方に見慣れた筒状の構造があります。ウェイト調整を行うことができますので、ドロー・フェードの設定が可能です。
従来の3系を使っていた方には違和感があるかもしれませんが、ヘッド体積が460ccのルール上限サイズで小ぶりではなくなっています。
POINT
- 重心調整機能を搭載し、弾道調整の自由度が高い。
- 3系だが、ヘッドサイズは460cc。
TS4ドライバー
TS4ドライバーはシリーズ中、唯一ヘッドサイズが異なるカスタムモデルです。430ccの小ぶりなヘッドで、ウェイトもソール前方に搭載され、見るからにツアープロや上級者向けのモデルです。弾道は超低スピンの中弾道です。
- ヘッドサイズが430ccで操作性が高い。
- ウェイトが前側に搭載され、弾道は低スピン・中弾道。