PINGのG425 SFTドライバーのUSモデルについて、詳しく取り上げます。
目次
G425 SFTドライバー USモデル
ドロー仕様モデル
出典:https://ping.com/en-us/clubs/drivers/g425-sft
G425 SFTドライバーの「SFT」はStraight Flight Technologyの略で、直進性に優れたドロー仕様を表しています。
最近のPINGのドライバーでは、ヘッド後方のウェイトによりドロー・フェードの弾道調整がセールスポイントの1つですが、G425 SFTドライバーはドロー仕様モデルのため、予め23グラのタングステンウェイトがヒール寄りに固定されています。
弾道の右へのミスを軽減したい方に適した重心設計となっています。
ロフト角・ライ角の調整機能は搭載
出典:https://ping.com/en-us/clubs/drivers/g425-max
G425シリーズドライバーの中で、SFTのみウェイト調整機能が搭載されていませんが、可変スリーブは他と同様に搭載されています。
公式サイトによれば、ロフト角は最大±1.5°、ライ角は3°フラットにすることができるとされています。
Trajectory Tuning 2.0 in the G410 utilizes a lightweight, aerodynamic hosel sleeve that provides eight positions for influencing ball flight through loft (±1.5°) and lie adjustments, including up to 3° flatter than standard.
※引用:https://ping.com/en-us/clubs/drivers/g425-sft
なお、スタンダードモデルであるG425 MAXドライバーをウェイトドローにした時と比べると、G425 SFTドライバーの方がドローバイアス度合いが高くなっています。
ほんのりドローバイアスで良いという方は、G425 MAXのドロー設定での利用も検討の対象に含めてみると良いと思います。
G425 SFTドライバーのスペック
- ロフト角:10.5°
- ライ角:58.5°
- ヘッド体積:460cc
- ヘッド重量:202g
- 長さ:45.75インチ
- バランス:D1
標準シャフト
- ピン Alta CB 55 Slate
- ピン Tour 65
- アルディラ Rogue White 130 MSI 70
- 三菱 Tensei AV Orange 55
- 三菱 Tensei AV Orange 65
- ピン Alta Distanza
ピン Alta CB 55 Slate
フレックス | 重量(g) | 弾道 |
---|---|---|
Soft Regular | 55 | 高 |
Regular | 57 | 中・高 |
Stiff | 60 | 中 |
X-Stiff | 64 | 低 |
ピン Tour 65
フレックス | 重量(g) | 弾道 |
---|---|---|
Regular | 58 | 中 |
Stiff | 62 | 低・中 |
X-Stiff | 67 | 低 |
アルディラ Rogue White 130 MSI 70
フレックス | 重量(g) | 弾道 |
---|---|---|
Regular | 65 | 低・中 |
Stiff | 69 | 低 |
X-Stiff | 71 | 低 |
三菱 Tensei AV Orange 55
フレックス | 重量(g) | 弾道 |
---|---|---|
Regular | 50 | 高 |
Stiff | 52 | 中・高 |
三菱 Tensei AV Orange 65
フレックス | 重量(g) | 弾道 |
---|---|---|
Regular | 61 | 高 |
Stiff | 64 | 中・高 |
X-Stiff | 66 | 中 |
ピン Alta Distanza
フレックス | 重量(g) | 弾道 |
---|---|---|
Soft Regular | 40 | 高 |
G425 SFTドライバーのUSモデルと日本モデルの違い
G425 SFTドライバーのロフト角のラインナップは、USモデルと日本モデルで同じで10.5°のみの1スペックです。
ライ角については、USモデルの方が1°フラットになっていて、58.5°です。
シャフトはUSモデルも日本モデルも公式サイトで紹介されている種類が多く、より自分にあったものを選びやすくなっています。なお、シャフトの種類については、USモデルとと日本モデルで異なっています。
USシャフトは、同じフレックスでも1フレックス硬いと言われていますので、普段より柔らかいスペックを選択すると良いでしょう。
G425 SFTドライバーのUSモデルの購入・価格
USモデルと日本モデルでは、USモデルの方が安く販売されているケースが多く見受けられます。メーカーが定める定価そのものが、アメリカの方が安いことが多いようです。
定価と市場での小売業者の出品価格は異なるものですが、PINGのドライバーについても、ネットでのUSモデルの方が1万円ほど安くなっています。
USモデルは、日本でも取り扱われるショップが年々増えていて、シャフトの違いでUSモデルを好まれる方がいる一方で、価格が安いことで選ばれる方もいます。
日本で購入する場合、ネットでの取り扱いも増えています。フェアウェイゴルフUSAさんでは、アメリカ国内の各メーカから直接仕入れた正規品(正規ライセンス商品)を取り扱われていますので、安心して購入することができます。