タイトリストのTSシリーズから発売のTS1ドライバーのUSモデルについて、詳しく取り上げます。
目次
TS1ドライバー USモデル
TS1ドライバーは軽いクラブを使いたいゴルファー向け
出典:タイトリストHP
タイトリストのゴルフクラブは、ツアープロの意見や要望を取り入れて開発されていて、アスリートゴルファー向けのクラブと言われていました。
しかし、この方向性が一転し、タイトリストの中にTSプロジェクトが立ち上げられ、「スピード」をテーマにしてゴルフクラブ開発が行われ、新たなシリーズとしてTSシリーズが生み出されています。
TSシリーズは全部で4種類のドライバーがあり、TS1は軽量ドライバー、TS2はアベレージ~セミアスリート、TS3はセミアスリート~上級者、TS4は上級者向けと言われています。
TS1ドライバーは、275gという驚きの軽さが実現されていまして、日本でいうところのゼクシオやPHYZと同じクラブ重量帯となっています。
軽いクラブを使いたい方は、これまで国産ブランドが主流でしたが、遂にタイトリストのクラブも選択肢に入りました。
高弾道・程よいスピン量の弾道
TS1ドライバーの弾道は、高弾道で、かつ、適度にスピンが入りますので、揚力を得ながら飛ばすことができます。
モデル | TS1 | TS2 | TS3 | TS4 |
---|---|---|---|---|
高さ | 高 | 高 | 中 | 中 |
スピン | 中 | 少 | 少 | 超少 |
特に球が上らないという悩みを抱えている方の場合、ロフト角が12.5°という珍しいハイロフトスペックがありますので、高打ち出しで飛ばすことができます。
つかまりも良く、ミスへの許容性が高い
ヘッド形状はヒール寄りに体積が確保された丸型です。スライスが出やすい方は、しっかりとボールを捉えやすくなっています。
また、重心の深さもありますので、打点のバラつきに対して強さを発揮してくれます。
TS1ドライバー USモデル・日本モデルのスペック比較
モデル | US | 日本 |
---|---|---|
ロフト角(°) | 9.5、10.5、12.5 | 9.5、10.5、12.5 |
ライ角(°) | 58.5 | 59 |
ヘッド体積(cc) | 460 | 460 |
長さ(インチ) | 45.75 | 45.75 |
TS1ドライバー USモデルの標準シャフト
USモデルでは、以下のシャフトが公式サイトで紹介されています。
- Fujikura Air Speeder 35/40
- Mitsubishi Fubuki MV 39/45
ちなみに、日本モデルは以下のシャフトです。どちらもエアスピーダーがありますので、より軽いクラブにしたい方にはおすすめのシャフトです。
- Titleist Diamana 50
- Titleist AiR Speeder
TS1ドライバーのUSモデルと日本モデルの違い
ロフト角、クラブ長さは同じですが、ライ角がはUSモデルの方が0.5°フラットになっています。
TS1ドライバーの特徴の一つが、これまでにないクラブの軽さです。日本モデルとUSモデルでもエアスピーダーが標準で用意されていて、クラブ重量を軽量にすることができます。
なお、シャフトの硬さについては、USモデルの場合、同じスペックでも1フレックス硬いと言われています。USモデルを購入する場合、このあたりを考慮して普段より1つ柔らかめを選択すると良いと言われています。
TS1ドライバーのUSモデルの購入・価格
価格については、一般的にUSモデルの方が安いケースが多く見受けられます。
タイトリストでは公式サイトで発売がないため、小売価格の表示がありませんので、楽天で調べてみましたところ、日本モデル、USモデル共に、当記事執筆時点では5万円前後で購入できるようです。USモデルの方が5千円程高めのようです。
USモデルを購入したいという方で、ショッピングモールでの購入が不安という方は、フェアウェイゴルフUSAさんがオススメです。
アメリカ国内の各メーカから直接仕入れた正規品(正規ライセンス商品)を取り扱われていますので、安心して購入することができます。